ふみサロ 9月課題 柿内尚文著『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』からのエッセイ 「金運アップを願うアラフィフ寅年女子の縁起の良いアクシデント」

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課題本から受けたインスピレーションを基に800文字のエッセイを執筆して、月一でセミナーと課題作品の合評会をします。

9月の課題図書
柿内尚文著『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』

金運アップを願うアラフィフ寅年女子の縁起の良いアクシデント

「え~、なんで~?」
それは、私が所属しているエッセイ教室のオンラインセミナーの出来事だった。
私のパソコンの内臓マイクの調子が悪く、ズームで私の音声が届かいない事態になってしまった。

その日は、寅の日。
「寅年の人が、お財布を新調するとよい」という縁起のいい日だ。
寅年の私は、その日を待ち望んでいた。
ゲリラ豪雨に負けずに、大丸心斎橋店と阪急うめだ本店を梯子して、お気に入りのお財布を手に入れた。
帰宅後、新しいお財布に、新しい福沢諭吉様を10枚、丁寧に入れて、東向きの高い所で寝かせた。
とてもおめでたい「大安+一粒万倍日」の9/18に、新しいお財布を使い始める日を楽しみにしていた。

その日は、気持ちよく一日を終えたかったのに。
「なぜ?」ばかりが頭によぎる。

でも、翌朝になって謎が解けた。
なぜなら、前日のズームのアクシデントにクヨクヨしていない。
むしろ、合評会で指摘されたところを修正するのにウキウキしている。
昔の私なら、引きずって、「もう、エッセイ教室の参加をやめる!!」となっていたはずだ。

わたし、変わったな。

変わった理由に心当たりはある。
3つのことを始めていた。

1つ目は、朝シャワー。
大阪に台風直撃した日、エッセイ教室の講師でカリスマ経営者の本を2冊続けて、読み上げアプリで聞いた。
朝と夜にやったらいいことの本で、実際に朝シャワーをやってみると、自律神経を整えられて調子がよい。

2つ目は、朝食をバランスよく食べるために、昼食、夕食を調整する食べ方。
管理栄養士としての大先輩で、本の出版でも著名な先生の講演を聞いて、ともて共感した。
断食ブームに流された食生活をリセットした。
必要な栄養素が脳へ届いている。

3つ目は、シャバサナー。
ヨガでいう「屍(しかばね)」のポーズで、リラックス効果がある。
ヨガの先生から、日頃からシャバサナーをするようにアドバイスされた。
15分シャバサナーをした後は、頭がスッキリしてよい。

思わぬアクシデントで、取り組みの成果に気付けた。
実に縁起のよい日だった。

作品の意図

遊び心」P43を満載に書きました。
興味を引くタイトルにしたかったので、具体的な説明×ChatGPTにしました。
生活習慣を整えることの大切さを伝えるのに、ゲン担ぎを交えてコミカルに書きました。
1万円札を福沢諭吉様にしたのは、来年、新札が発行されるので哀愁を込めました。
「エッセイ教室の講師でカリスマ経営者」=後藤先生の肩書を女性起業ブランディング専門家にするか迷いましたが、エッセイは本当のことを書かなくてよいので、カリスマ経営者にしました。
真ん中の「わたし、変わったな。」で、前半と後半の内容も変えました。
「考える技術」で人生を楽しくしようP75にとても共感しました。
思わぬアクシデントだったけど、良い気付きになったことが伝わればいいなと思います。

あとがき

大阪に台風直撃した日に読んだ本
後藤勇人著 『結果を出し続ける人が朝やること―――一流の人は朝が違う。』
『結果を出し続ける人が夜やること』

管理栄養士としての大先輩で、本の出版でも著名な先生=菊池真由子先生
「神・パフォーマンスを実現する! 究極の食事」(講師・菊池真由子先生)の感想

コメント

  1. 児玉朋己 より:

    本で学んだ具体的なハウツーを実践して素晴らしいですね。さらに、振り返ったときにそれらの成果が出たとわかるととても嬉しいと思います。こうしたことをこの場でエッセイとしてアウトプットすることでさらに生活が充実していくと思います。トラブルの原因は解決されたのか? それだけが気がかりです(笑)

    • まりえ まりえ より:

      児玉朋己さん、コメントありがとうございます。
      パソコンのトラブルは解明できなかったので、違うパソコンでやってみます。
      このエッセイを書いた頃と、自分の今の状況が変わってしまっています。
      フィードバックして、修正していこうと思います。
      児玉さんのエッセイ、『私の発信する「シン・病者の教養」の由来から』も気付きをもらいました。

  2. 横須賀しおん より:

    荒井さん、こんにちは!
    私は古参メンバーの為、過去に朝やること、夜やること、ともに課題本としてエッセイを書いたことがあります! 今回の作品は、内容は面白かったのですが、タイトルをもう少し短くしたほうがいいかなと思いました。「寅の日に私がウキウキに変わった3つの理由」〜のようなタイトルの付け方をすると、読者の頭の中に、3つの理由ってなんだ? というクエスチョンが生まれ、その疑問を解決したいがために、読者は最後まで読んでくれるようになると私は思いましたが、いかがでしょうか?ご参考までに・・・

    • まりえ まりえ より:

      横須賀しおんさん、コメントありがとうございます。
      ちょうど先ほど、エッセイ論「エッセイにはアレを書け!」を読ませてもらいました。
      読者が最後まで読んでくれるように工夫は大切ですね。
      「寅の日に私がウキウキに変わった3つの理由」のタイトルは、勉強になります。
      知恵を絞っていきます。

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