ふみサロ 8月課題 『世間の常識って⁉』

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課題本から受けたインスピレーションを基に800文字のエッセイを執筆して、月一でセミナーと課題作品の合評会をします。

8月の課題図書
城村典子 著 『本を出そう、本を出そう、出したらどうなった? (kindness 熱い実用評論シリーズ) 』

世間の常識って⁉

最近、型破りな著者さんたちに出会うことが増えて、世間との”ズレ”を感じてしまう。
例えば、ママ友の会話で、誰もが羨む進学校へ入学したのにもかかわらず、3人が退学したという事実に対して、
「うちの子でなくてよかった。退学した生徒の親御さんは大変やろうね」
「う~ん、そうなのかな⁉ 私の周りには、道から外れたおかげで大成功した人が多いよ」
と、答えてしまったりする。
昔の私なら、「退学=不幸」と思い込んでいた。

昨日も、眞栄田郷敦くん主演『ブルーピリオド』 を観に行ったが、感動よりも違和感が残り、又もや世間との”ズレ”を感じてしまった。
石田ひかりさん演じる母親が、「私立よりも国公立」「子どもの夢よりも安定した職業」「教育費のために自分は我慢」というステレオタイプの薄幸の母親だった。
極めつけは、眞栄田郷敦くんが演じる主人公が、「お母さんが望む生き方ができなくてごめん」というセリフ。
最後は、母親も心入れ換えて主人公の夢を応援して、感動のハッピーエンドで終わるんだけど、私にとっては「なんだかなぁ」とスッキリしない映画だった。

今では、規則正しい生活をして、毎朝ジョギングして、爽やかなイメージ(自称)の私だが、昔はやっちゃってた。
息子たちが小学生の頃、怒り爆発してニンテンドー3DSを金づちで「ガチャン」。
理由は、ゲームばかりして全然勉強をしないから。
子どもが思い通りにならなかったら、ものすごくイライラしていた。
息子2人を理系の大学に入れなくてはと、スケジュール帳にぎっしりと予定を詰め込んで仕事をしていたんだよね。
「幸せ=高学歴」という世間の常識のために、かなり無理をしていたと思う。

実は、常識にとらわれない生き方の方が幸せになると本を読んで学んだ。
実際に著者さんたちは、破天荒な人が多く、常識にとらわれない働き方、生き方をしている。
そして、そのまわりには楽しい仲間たちがいる。
私の人生の後半戦はおもしろいことになりそうだ。

【起】世間との”ズレ”

【承】映画『#ブルーピリオド』 を観て感動より違和感

【転】「幸せ=成績優秀、成功」という世間の常識

【結】幸せな著者さんたちに出会う

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