令和4年度 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進のための専門職合同研修会へ行ってきました。

学び
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2週間前の研修会の感想について、書こうと思いながらも、ずっと後回しにしてしまいました(-_-;)

ざっくり説明すると、75歳以上から後期高齢者医療広域連合になります。
74歳までは、会社の健保、協会けんぽ、共済組合、国保に加入し、各健保で保健事業を受けています。
75歳以降からの保健事業が継続できていないので、広域連合が各市町村へ委託・補助することになりました。
雑な言い方をすると、各市町村へ丸投げした形です。
各市町村ごとに、後期高齢者向けの保健事業を考える必要がありますが、足並みがバラバラです。
最後の質疑応答でも、各市町村へ任せているという曖昧な回答が多かったです。
理想は、専門職が連携していくことなのですが、現実は、予算をめぐって各専門職がアピールをしていました。

おもしろいデータもありました。
阪大のお膝元の吹田市では調査がよく実施されてます。

厚生労働省によると、「健康状態不明者の概数」というものがあり、健診にも行かない、病院にも行かない人が、4.9%います。
吹田市が、健康状態不明者を調査したところ、ほとんどが元気だったそうです。
中には、緊急性の必要な健康状態の人がいて、引きこもりや認知症がかなり進行していたようでした。
私の身近にも、健診も病院も行かない人がいたけど、よ~く聞いてみたら、歯医者へは行ってました。

3年の間で要介護認定になりやすい人は、男女ともに、仕事をしてなくて、社会参加をしてない人でした。
やはり、できるだけ、生涯現役で働いて、若いうちからコミュニティに所属しておく必要があると、改めて感じました。

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