つるたえみこ著『アドラーに救われた女性たち (親子関係・夫婦関係に悩むあなたへ) 』
エッセイ塾ふみサロのメンバーの先輩である鶴田さんが書かれた本です。
城村先生が、「せっかく著者さんとお話できるのに、この機会を逃したらもったいないよ」と言われたことに、ようやく納得しました。
鶴田さんは、画面越しでも包容力は伝わってきます。
落ち着きのあるやさしい口調。
この本を読んで、その包容力の理由がよくわかりました。
鶴田さんと私の母は4歳違いで、母の方が年上です。
鶴田さんは76歳の年齢よりずっと若く見えて、zoomを使いこなせて、エッセイ塾で勉強されていることは、これからの女性の生き方が変わってきていると感じてます。
鶴田さんは戦後の沖縄に生まれました。
生い立ちも複雑で、子ども2人連れてシングルマザーで東京へ出て来られました。
アドラー心理学に出会い、多くの女性に勇気づけています。
『嫌われる勇気』がベストセラーになって、アドラー心理学が注目されるようになって、私もアドラー心理学の本を読んできました。
この本は、女性に特化した「あるある」事例が書かれています。
私も、離婚したいと思ったことはたびたびありました。
でも、子どもの養育費などの経済的な理由で我慢しました。
それでよかったとこの本を読んで思いました。
離婚後の大変さと今の生活を比較して、どちらを選ぶかとなったら、今の生活を我慢する覚悟をする必要があります。
自分を大切にしてやりたいことをする。相手のよいところに感謝する。
そうすることで、状況は好転します。
子育てにしても、失敗をする権利を奪わないことです。
子どもを信じて、あたたかく見守ることが大切です。
昨夜も、早くお風呂に入りなさいってガミガミ言ってました。
もう、口出しはやめます。
この本に出会えたことは、今までたくさんの本を読んできた私へのご褒美かなと思います。
日本支援助言士協会
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