樺沢紫苑著 『脳を最適化すれば能力が2倍になる』読書感想文

おすすめの本

私は、管理栄養士でビジネスパーソン向けに健康カウセリングをしている。
一目見て過緊張状態の人が多い。
リラックスできていないのである。
常に頭の中は仕事モードなので、カウンセリング中も、仕事の愚痴が出てくる。
生活習慣を聞き取ると、アドレナリンをオフにできていないことがわかる。
酷い人になると、朝食と昼食を欠食して、遅い夕食をがっつり食べながらビール500ml2本飲む。寝る直前までスマホを見ながらスナック菓子をボリボリ食べる。イライラしてストレスがたまるのは当たり前である。
そういう相談者には、ひたすら傾聴をするように心がけている。自分の頭の中を言語化することによって、気付きが生まれる。どういうことなら改善しやすいかを話してもらい、はじめの小さな一歩をサポートをしている。

相談者の中には、アレンジ仕事術を上手く活用できる人もいる。
他人に指示されて動きたくないという思いの強い人には、「体重測定をする」「血圧測定をする」という行動計画を立てて、あとは自分でモニタリングしながら自分で工夫してくださいとお伝えする。
成果が数値で見える化ができるので、「平日を休肝日にして土日だけの飲酒にしたら血圧が下がった」「夜の間食をやめたらすぐに体重が減った」など、どんどんやる気が出てくる。
私から何も提案しなくても、相談者の方から次々と計画を立てて実行する好循環が生まれる。
ただ注意が必要なのは、体重測定をしなくなるとズルズルとサボりだす傾向があるので、数値で見える化の管理の継続はとても重要である。

私はこの本で最も大切なのはメラトニン仕事術だと思っている。
残念な話だが、毎日あれだけ樺沢紫苑先生がYouTubeで「睡眠、運動、朝散歩」と情報発信しているのに、私の健康カウセリングを受けるビジネスパーソンには、ほとんど届いていない。大病して自分の病気を受け入れて検索して、初めて樺沢紫苑先生のことを知るパターンである。
とにかく、睡眠不足の人が多すぎる。
私は幸せの三段重理論のピラミッドをコピーして持ち歩いていて、心と体が健康だからこそ仕事も上手くいくと説明している。
樺沢紫苑先生の情報発信が届かないところを穴埋めしていくことが、私の役目だと考えている。

最近、私はようやく著者となる覚悟ができた。
ポジションが人を成長させると言われるが、著者となると決めてから、私の中で自己変革が次々と起こっている。
自分のミッションをはっきりと言語化できるようになった。団塊ジュニアが高齢者になる2040年問題の解消のために、「幸せに働くシニアを増やす」ことである。
1974年生まれで団塊ジュニアの私も来月で50歳になる。今から、団塊ジュニアへ積極的に呼びかけなければ間に合わない。生活習慣を改善することで「脳を最適化すれば能力は2倍になる」情報発信を私も活発にしていく。

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