計画錯誤とは、楽観的な計画を立ててしまい、予定通りに終わらないことです。
よく使われている例えとして、夏休みの宿題が最後の日になっても終わってないことです。
公共事業も当初よりも予算オーバーになってしまうのもよくある話です。
1979年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーが発表した検証実験によると、大学生が、「卒業論文にかかった日数」が、順調に早く済むと予想した日数の2倍の日数が実際にかかっていたということです。
計画錯誤の原因としては、人間は楽観的にものごとを考える傾向にあるからです。
人によく見られたいとか、過去の経験を無視することも試行錯誤の要因になります。
このことを聞いて、少し安心しました。
実のところ、9月末にメンタルヘルスマネジメント検定2種のテキストを1周する予定でしたが、まだ半分を超えたくらいで、実証実験と同じような結果になってます。
計画錯誤の罠にはまらないためにはどうすればいいかと私なりに考えてみました。
1)全体像をつかむ
取り掛かるのが遅すぎて、実はかなりの時間がかかるものだったと気付く経験が多いと思います。
長男によく説明しています。
自分が予想している時間より1.5~2倍かかると思ったほうが無難です。
2)余裕を持つ
スケジュールにたくさんの予定を詰めすぎてはないでしょうか。
予期せぬアクシデントが起こると、バタバタ焦ってしまいます。
予定はシンプルにしておくよいです。
3)大目標、中目標、小目標に分ける
小さいタスクに小分けしておくと、少しのずれを修正することで済みます。
ということで、私の勉強計画を立て直すと、
大目標
テキストを3周
中目標
10/10までに1周
10/20までに2週
10/30までに3周
10/31~11/6は実践練習
小目標
10/2までに~4章 10/10までに5~7章
小目標はとりあえず10/10までにしました。
遅れていることを反省して、電車の中もテキストを開くことを努力目標にします。
進捗については、10/10に報告します。
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