樺沢紫苑著 『言語化の魔力』の感想

おすすめの本

「悩み」ゼロ。

大阪の出版記念講演会オープニングで、「悩み」を書き出すワークがありました。
私は、「悩み」ゼロでした。
自分でも驚いたし、大きな気付きです。
10代、20代、人生のどん底の不幸を経験し、何度も「悩み」から逃げたい、開放されたいと、もがき苦しんでいました。
なぜ、私が「悩み」ゼロになれた理由を紹介します。

心と身体を整える

私は、若い頃も自己啓発本は読んでました。
でも、ちっとも楽しくなくて、負のループにハマってました。
そうです。
肝心の「心と身体を整える」ことをしてなかったからです。

そんな私でも、神様は見捨てることなく、2人の息子を授けてくれました。
30代半ばには、天職である保健指導の仕事を与えてくれました。

そして、昨年9月、転機が訪れました。
その頃には、運動、睡眠、食事の改善が出来ていたのですが、唯一、ご褒美スイーツをやめられずにいました。
ママ友から、リンパマッサージを教えてもらったところ、だんだん甘いものが欲しいと思わなくなり、ご褒美スイーツをやめることが出来ました。
同時に、頭の中にあった濃い霧がクリアに晴れた感じもありました。
疲れにくい身体にもなり、そこから、人生がどんどん好転していきました。

さらに、今年5月、大阪まいたの講演会に参加した後から、コンフォートゾーンを抜け出すスピードが加速していきます。
初めて行くところに、新しい学び、素敵な出会いがたくさんありました。
今も出会ったみなさんから、パワーをもらい続けています。
出会いに感謝です。ありがとうございます。

悩みを解消するためには、絶対にやらなければならないことがあります。それは、「心と身体を整える」ことです。

樺沢紫苑著 『言語化の魔力』 P286

「外化」は、潜在意識とのコミュニケーション

私は、朝の通勤電車の中でブログを書いてます。
体調がよくて時間に余裕がある朝は、頭の中にあることをどんどん言語化できます。
そして、頭の中がスッキリします。
逆に、遅刻しそうな朝は、焦りで頭の中がいっぱいになって、何も思い浮かばないです。
頭の中にモヤモヤが残ります。

「外化」で気分がスッキリ 
メタ認知科学において「外化」という言葉があります。
「外化」とは、文章や図形など、頭のかなにある考えを外に出すこと。

樺沢紫苑著 『言語化の魔力』 P206

心と身体を整えないと、「外化」は難しく、「外化」ができると、自分を客観的に見つめ直すことができます。
「外化」は、潜在意識とのコミュニケーションだと私は思います。
潜在意識からのメッセージを言語化して受け取ることで、自分自身に素直になれます。

積極的にボーッとする

私は、朝にヨガ、呼吸法、夜はフォームローラーでストレッチをします。
週2~3回、サウナにも行きます。
実は、水風呂が大の苦手で、サウナは無理と敬遠してました。
いろいろな本でサウナは自律神経を整え、血管の筋トレ、腸活、幸せホルモンのオキシトシンが出ると知り、チャレンジしました。
初めて水風呂に肩まで浸かった瞬間、脳に「キュン」と来ました。
この「キュン」が幸せホルモンのオキシトシンだと感動したのを覚えています。
サウナ入る前と、サウナ出た後では、頭の中のスッキリ感が全然違います。
今では、サウナでストレスを小さいうちに浄化して、心を整えることができるようになりました。

特に何の作業もしていない「ボーッとした状態」の時、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」(DMN)が活発に稼働します。

樺沢紫苑著 『言語化の魔力』P313

子どもを信じて、「悩み」を手放す

最初に、「悩み」ゼロと書きましたが、根本的な原因が取り除かれたわけではありません。
特に、子育ての「悩み」は、突然、降って湧いてきてキリがないです。

昔は、「0/100思考」が強くて、子どもが失敗することが怖い時期がありました。
口うるさくガミガミ怒っていました。

最近は、手放すことが上手くなりました。
子ども自身が気付いて解決する必要がある「悩み」は、手放しています。
その代わりに、「なんとかなるよ」と励ましの言葉はかけています。
物事はシンプルで、親が子どもを信じて「なんとかなるよ」と思っていたら、子どもも落ち着いて、なんとかこなせることをようやく気付けました。

悩みを解消するために、根本的な原因を取り除く必要は、これっぽちもないのです。原因を改善しなくてもよい、とわかるだけで、気分はものすごく楽になります。

樺沢紫苑著 『言語化の魔力』 P31

生きた証を残す

子育てが落ち着いて、第2の人生がスタートしました。
第2の人生は、生きた証を残す作業だと考えています。
これから巣立っていく息子たちへ、言葉で太陽のように見守り、
不安を抱えている人たちには、言葉で安心を与えるようになりたいです。
自分の言葉が、生きた証として残り、いつまでも人を幸せにする魔力を持ち続けることが出来たら、最高の人生だと思います。
これからも楽しく学び続けていきます。

言葉には「凄い力」が秘められている

樺沢紫苑著 『言語化の魔力』 P344

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