東洋医学と西洋医学の融合で病気を予防しよう。健康診断だけではわからない慢性疾患。

健康

私の仕事は、健診結果を診て、生活習慣病の予防のお話をすることです。
残念ながら、健診結果だけでは、わからないことが多いです。
健診結果が正常でも、不定愁訴など原因不明の不調に悩まれている人も多くいます。
不定愁訴の多くは、健診結果に表示されない慢性疾患、未病です。

平澤 精一著『60代からの最高の体調 ミネラル・ホルモンで「老いない体」を手に入れる』にも書かれていますが、西洋医学と東洋医学を融合して治療をされる医師が増えてきました。
西洋医学はパーツごとの対症療法ですが、欧米のエビデンスを参考にすることが多く、日本人には向いてないこともあります。
東洋医学は体全体を小宇宙と考えて、全身のバランスを診て、病気を予防します。
健診結果の正常範囲にある慢性疾患、未病を見つけてくれるのが東洋医学です。
慢性疾患を放置すると、心にも悪い影響が出てきて、ストレスを感じやすくなります。
気付かないうちに慢性疾患が進行して、いずれ病気として症状が出てくるのです。
小さいうちに見つけて慢性疾患、未病を見つけて対症療法することが大切です。
「心=体」なので、体の不調が改善されると、ストレスも緩和されます。

昨日の『ストレスケア専門サロン 心紡~みつむ~  へ行ってきました。』記事にも書きましたが、東洋医学の視点から、体の状態をチェックしました。
「五行説」のうち、腎が思ったより弱っていて、びっくり(^^;
今年の健診結果では、クレアチニン、eGFRはよくなってたのですが、尿蛋白±が改善されず。
腹部エコー検査では、検査技師さんから、今年は腎結石がはっきり見えていると言われていたので、心当たりはありました。
明美ちゃんに、体の隅々までチェックしてもらって、膝下のむくみ、足首まわりが固いという不調のサインが見つかりました。
私の家系は、ふくらはぎが太くて、不安を感じやすいので、腎機能が弱いという認識はありましたが、分析して説明を受けると腑に落ちます。

明美ちゃんのアドバイスで、大股で歩いたり、足首まわりをほぐしたり、温めたりしています。
腎臓が弱い人は、朝9時と夜9時に足首を温めるとよいという情報も初耳でとても勉強になりました。

病気は突然起こるものではありません。
必ず体のどこかで不調のサインを出してます。
望診ができる漢方医、鍼灸師、整体師さんのような東洋医学の専門家に体をチェックしてもらって、早めに慢性疾患、未病を見つけて対症療法していくと病気が予防できます。

腎機能が低下していたのにもかかわらず、不快を感じることなく、日々楽しく過ごせているのは、睡眠、食事、運動に気を付けていたからだと思います。
ホントに自分の体に感謝ですし、人間の体の神秘さを感じます。

ヨガの先生、紫音さんに初めて会ったときに、
「今の体は神様の借り物だから、丁寧にメンテナンスをして、きれいな状態で神様に返さないといけない」
と言われて、心に刺さったことを思い出します。

自分の体を丁寧に扱うことが大切です。
私も、昨年9月までは、自分の体を雑に扱ってました(;’∀’)
自分の体を大切にすることで、「人生ぞん底の不幸」を感じなくなりました。
明美ちゃん曰く、ストレスフルだった名残が体のところどころに残っているようです(笑)
その名残も徐々に消えていくと思います。
少しずつでいいので、体によいことを積み上げて、「快」を感じやすい体にしましょう。

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