寒い時こそ 体温を上げよう

健康

私が仕事の面談で、「平均体温は何度ですか ?」、「便秘になってません?」とお尋ねします。
体温と腸の状態が健康のバロメーターだからです。
体温が低い人ほど内臓の働きが悪くなり、メタボになりがちです。
腸も同様に体温が低い人ほど腸の活動も低下して便秘になりがちです。
そしてお腹の周りに内臓脂肪としてつくのです。

欧米の白色人種と東アジアの黄色人種では、筋肉の質が違い、黄色人種は内臓を支えるために内臓脂肪がつきやすいです。
奥田 昌子著『日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』より

夏と冬の体重差が大きい人はいませんか?
最近私も、夏に比べてお腹の周りに脂肪がついてきたなと思います。
ホメオスタシスといって、生命の維持のためには必要な事なんですが、脂肪がつきすぎてもよくないです。
私が過去に面談した癌サバイバーの人は、体重のわりには腹囲が大きいです。
体温が低くて、代謝も下がって、免疫力も下がってるのでしょう。
残念ながら、そういう人ほど睡眠不足です。

体温が下がると、腸活が低下し、脳にも悪い影響が起きます。
春分の日の朝にデトックス。の記事で、腸と脳は繋がってるようとお話しました。腸脳相関です。
あなたの周りに愚痴が多い人が いませんか?
体温が低くなっている可能性が高いです。
内臓の働きが悪くなると、血行が悪くなり 脳にも栄養が届きません。
ストレスを感じやすくなり、無意識に愚痴が多くなるのです。

特に、閉経を迎えた女性は体温が下がってしまいます。
子宮をはじめ、生殖器官の働きが低下するからです。
体温を上げることを積極的に意識しなくてはいけません。

体温を上げる方法として

1)体を動かす。運動する。
運動する時間がなければ、座る時間を短くすることです。
ごみ捨て、掃除などをちょっとしたことを面倒臭がらずに積極的に動いて、少しずつ体を燃焼させましょう。
寝る時間、食事の時間以外は動くというイメージです。

2)温かいものを食べる。体を冷やすものを食べない。
旬のものを温かくして食べるのが一番いいです。
季節はずれのもの、南国の果物、冷たいビールは避けましょう。
お酒をのむときは、焼酎のお湯割りがいいです。

3)肌の露出する面積を減らす。
特に、首元を冷やさないほうがいいです。
首には神経や血管が集まっているため、冷えは自律神経のバランスが乱れる原因になります。

これから寒くなりますが、温活して体温を上げて体調を整えましょう。

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